聖徳太子(4) (集英社文庫) [ 梅原猛 ]

   

集英社文庫 梅原猛 集英社ショウトク タイシ ウメハラ,タケシ 発行年月:1993年10月 ページ数:623p サイズ:文庫 ISBN:9784087480917 第4部 理想家の孤独(著作者への転向/『勝鬘経義疏』の思想/『維摩経義疏』の思想/『法華義疏』の思想/隋の滅亡/啓蒙史学の誤り/“日本”の成立/太子の最期/一族の滅亡) 思いがけない隋の敗戦・滅亡は、聖徳太子にも大きなショックを与えた。

太子は政治の第一線を退き、思索と著作に心を傾けていった。

仏教経典の註釈書『三経義疏』をはじめ、わが国初の歴史書『天皇記』『国記』の編纂など、精力的な著作活動を続ける太子だったが、その立場は次第に孤立を深め、その心は絶望と虚無におそわれていく…。

本 人文・思想・社会 歴史 日本史 文庫 人文・思想・社会

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