聖徳太子(2) (集英社文庫) [ 梅原猛 ]

   

集英社文庫 梅原猛 集英社ショウトク タイシ ウメハラ,タケシ 発行年月:1993年06月 ページ数:543p サイズ:文庫 ISBN:9784087480436 第2部 憲法十七条(江戸時代の太子批判/崇峻帝の暗殺と女帝の誕生/国際政治家への第1歩/三国同盟と日本の立場/小墾田遷都と政治の革新/十七条憲法の思想) 蘇我氏の根拠地・飛鳥を離れ、都を新天地・小懇田へ遷した聖徳太子は、いよいよ政治改革に着手した。

天皇を中心とした強力な律令・文化国家の建設をー。

その太子の夢は、冠位十二階と憲法十七条の制定となって実を結ぶ。

太子の理想国家像の結晶とも言うべき憲法十七条を、「五重塔的構造」で解釈するなど、暫新な視点からその思想の真髄に迫る。

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